北海道のことを書いている途中ですが、今年のライオンズゲートの巡礼について、記録を残します。
この記事の目次
ライオンズゲート巡礼
ライオンズゲートの期間中は、とても強いエネルギーが降り注いでいると言われています。
特にそのピークとも言われる8月8日は、毎年目的を定めて巡礼をしています。
今までに、伊吹山、富士浅間神社、秩父の三峯神社などへ行きました。毎回、力強い太陽とエネルギーを受け取っています。今年は、鎌倉と江ノ島へ行きました。
過去のライオンズゲート巡礼に関してはこちらをご覧ください。
今回のルートは以下の通り。鎌倉エリアに行く際は、必ずこの順番で回っています。
鎌倉・銭洗弁財天でお金を洗い浄化してから、荒ぶる男性性を象徴する龍口明神社、そして才と財をもたらす天女が祀られる江島神社をめぐることで、自分自身に物質的な豊かさをもたらす、という意味です。
前回の鎌倉・江ノ島巡礼に関しては、こちらをご覧ください。
巡礼前に起こる様々な具現
巡礼の前には色々な具現(出来事)が起こります。「今までそんなこと一度もなかったのに・・・」と思うようなことが身の回りで起こるのです。
その度にいつも慌てふためきますが、実は、それは、
という気づきをもらうためのメッセージでもあるのです。
つまりその気づきこそが、これから行く巡礼地にふさわしいコミットメントになるのですが、ここに気づくまで、私は何年もかかりました。
巡礼振り返り
①銭洗弁財天宇賀福神社 - 江ノ島の前に、お金を洗い浄化する
今回は東京から車で行きました。対向車とすれ違いができないくらい細い道を登っていきます。神社の坂の下に銭洗弁財天の無料駐車場があります。
②龍口明神社 - 龍神へご挨拶
鎌倉山の中心にあります。龍神の強いエネルギーを感じます。ライオンズゲートの強い太陽が場所いっぱいに降り注いでいました。
今回、龍口明神社で龍神祝詞を購入しました。他ではなかなか手に入れることができない貴重なものだそうです。
③江島神社
龍口明神社から山を下っていくと、海が見えてきます。もう江ノ島です。海水浴の人たちを見ながら、江ノ島の橋を渡り、江島神社へ向かいました。
江ノ島の中の3つ神社をゆっくり登っていく雰囲気が私はとても好きです。
そして、それらの近くには霊木がいくつかあります。近づくと、エネルギーの高さをはっきり感じます。
途中、江ノ島の中のサムエル・コッキング苑がリニューアル工事のため、入場が無料になっていました。ここでも「いつもと違う出来事」です。はじめて入ってみました。
明治時代に江ノ島の中の神社の敷地を一部買い取ってイギリス人が作った庭園は、日本らしさもあり同時にヨーロッパ的なテイストもあり、とても心地よいものでした。
苑内の庭園の美しさ、見晴らしのよさ、森の中のくつろげるスペース、今後の活動の参考になりそうなエッセンスがふんだんにありました。こうして導かれたんだな、と思いました。
さらに先へ進みます。
稚児の浦へ向かう途中で、前から一度入ってみたかった老舗食堂に入り、奥にあるテラス席へ座ってみました。想像通り、最高によい眺めです。
最後は稲村ヶ崎で
江島神社を後にして向かったのは、稲村ヶ崎。
あいにく富士山は頂上の部分だけしか見えませんでしたが、夕日が沈む海は本当に美しいタイミングでした。
懐かしいサザンオールスターズの世界です。昔ファンクラブに入っていたことを思い出しました(笑)
巡礼で気づいたこと
調和や統合の象徴であるこのライオンズゲートのタイミングで、自分の中の色々な感情が浮上しました。
この日を迎えるまでに、お金にまつわる大きなトラブルを起こしたり、自分自身の男女性やパートナーと分離するような言動を発したり、激しい苛立ちが隠せませんでした。
でもそれは、振り返ってみると、その強いエネルギーが降り注ぐこの時期に、あえて真逆の負のエネルギーを浮上させてそれを手放すことを強く促されていたのだと思います。もう必要のない感情なのにもかかわらず、ずっと温めて持っていたからです。
私は、自分の内側を見つめ、こうして財と才能を司る神々の前で、神聖な気持ちでコミットメントを行いました。この一連の流れが「イニシエーション」そのものなのです。このイニシエーションは1日で完結するのではなくて、数日に渡って身の回りに繰り広げられるものでもあります。
そして、自分の内側をみつめる力(内観する力)の大切さ、さらには本当に霊的に自立することとはどういうことなのか、あらためて考えることになりました。
探究を5年間続けたことで自分なりに満足していたのは、実はまだ表層のみに過ぎず、まだまだこれから奥深く、神聖で真剣な世界への入り口に立ったばかりなんだ、と実感した2022年夏でした。