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琵琶湖にある白髭神社(しらひげじんじゃ)をご存知でしょうか。

大らかで清らかなエネルギー。古代に生きていた自分に戻れるような思いを感じます。

この近江高島という土地は、縄文時代の書、「ホツマツタヱ」の発祥の地。

まだまだ解明されていない部分の多いミステリアスな雰囲気も漂う場所です。

今日は、この白髭神社でどのようにお祈りをしたらいいのか、そしてこの近江高島をどんな風に回ったらよいのか、私の体験を交えてお話していきます。

琵琶湖のイメージ

探究を始めた年、京都に行くたびに導かれるように何度も琵琶湖へ行くことになりました。

巡礼の旅、自分を見つめ、祈りながら旅をするスタイルです。

東京育ちの私はそれまで琵琶湖に一度も行ったことがなく、行く場所すべてが始めて。広大な琵琶湖は私にとってとても新鮮でした。

そして東西南北のエリアによって、その琵琶湖の佇まいはずいぶん違うように感じました。

私的 琵琶湖イメージ
・南側:京都に近くて、賑やか、華やかなイメージ
・東側:歴史的な空気と新しいものの両方が、ほどよくミックスされてアクティブ
・西側:静かで知的な雰囲気、本来の日本の姿
・北側:人知れず静かで、神秘的な美しさ

(あくまでも個人的イメージです...)

それぞれに魅力があり、何度言っても飽きない。人も穏やかで優しい。自然と共存している感じが強く伝わってきます。

私はとても気に入りました。住んでもいいな、と思ったくらい。

近江高島 白髭神社

今回お話するのは、白髭神社。琵琶湖西側の近江高島にあります。

高島周辺は、何百年も変わることなく神々と静かに共存してきたような、まさに静謐なエリアです。

白髭神社の鳥居は、湖の水中にあります。この鳥居が、有名な撮影スポットですね。

そして、鳥居だけに目が向いてしまいますが、国道を隔てて反対側に本殿と祠(ほこら)、磐座(いわくら)があります。

 

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本殿より鳥居を臨む。

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本殿奥の山。

巡礼、自分みつめの旅

さて、当時の私の様子を少し振り返ります。

この頃は、第二チャクラの勉強をしていました。

 

チャクラについては、こちらご参照ください!

 

その時、私が持っていた感情はこんな感じ。

noccoの心
どうして私はこれができないの?
もっともっと頑張らないと!
時間がない!早く!

自分に優しくなく、自己否定ばかり、そして焦ってばかりいました。

現状に満足せず、常に完璧を求め、次々に自分のハードルを上げて頑張って、自分で自分を疲れさせていたのです。

自尊心の欠如。

これは自分を全く大切にしていないですね。

近江高島に導かれるまで

この土地を訪れたのは、9月。

8月のある日、メンターと京都の下鴨神社へ行きました。

下鴨神社の前は、糺の森という美しい木々の道が広がっています。

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下鴨神社。

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糺の森。

 

その糺の森で古本市が開かれていることに気づき、帰りに立ち寄りました。

メンターは直感的に「ここに何かメッセージがあるに違いない」と感じたようでした。

私たちは、ぶらぶらとその中を散策しながら歩いていくうち、そこで売っていた古地図が気になり始めました。

私は京都の地図(昭和15年作成のもの)を、メンターは琵琶湖の西側の地図を手に入れました。

 

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下鴨神社の糺の森で開かれていた古本市。

 

そこからでした。

メンター
琵琶湖に呼ばれている気がする。。

なぜ琵琶湖の地図だったのだろう?と。

早速、近江高島にフォーカスして調べ始めました。

猿田彦神が祀られている白髭神社、そして記録の元になるホツマツタヱという書物。知りたいことは山ほど出てきました。そしてその翌月、巡礼の旅に行くことが決まりました。

こうして、高次元から次に行く場所のお知らせメッセージをもらうことがあります。

 

巡礼の旅は神聖なもの。自分自身を蘇らせるための旅。

ガイドブックを見て綺麗だから行く、とか、今流行しているから行く、というよりも、深い意味があるのです。

 

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メンターは、近江高島の古地図を手に入れた。私は京都の地図を。

 

祈りの旅の準備

祈りの旅、「巡礼トレイル」、言い換えれば「神社を巡り自然に触れ合う旅」に出かける時は、自分の何を変えたいのか、自分はどうなりたいのか、具体的にお祈りの内容を考えます。

これを『コミットメント』と呼びます。

日本語では、誓いの言葉、責任を持った約束、という感じでしょうか。

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最近は、「〇〇にコミット!」という言葉が有名になったので、イメージしやすいかも?(笑)

コミットメントを書く

自分がその時に向き合っている感情、自己探究の課題に沿って、旅に出かける前にコミットメントを考えます。

それも”超”具体的に。

思いを心の中に置いておくのではなく、実際に紙に書いてみるとクリアです。

nocco
の祈り
1965年4月生まれ、ノッコと申します。
今日は東京から参りました。
いつもありがとうございます。
私は自分の完璧主義を手放して、委ねます。
自分を否定する心を手放します。

 

神様だって「なんとなく幸せにほしいです」とお願いされるより、強く「私はこうしたいんです!」と思っている人の方を手助けしてくれるに違いない、と私は思います。

私には、「できない自分が嫌い」と思って頑張り続ける自分がいました。

この思いを白髭神社でのコミットメントにしようと思いました。

何度も繰り返す覚悟

コミットメントは、書くのは簡単です。紙に書いて、その通りに祈るだけならすぐにできます。

さらさらと書いて、「私って、まさに探究してる感じするわ」などと浅はかに思っていた時期も正直あります。

nocco
メンター、書きました。
コミットメントできました!

メンター
軽いなあ。
本質をついていないんだよね。

 

コミットを書き終えるとメンターに見てもらうのですが、よくこのやりとりをしていました。

「とりあえず旅に出る前に書いておかないと!」程度の気持ちしかなく、信仰心などは薄かったのだと思います。

その気持ちは正直に結果に出ます。軽く考えた自分の願いは簡単には叶わないということです。。

 

手放したい感情は1回コミットメントして祈っただけで、自分から消えることなどありえません。

私はこの後も、何度も色々な場面を通して同じ感情が湧き上がりました。旅先で何度もこの祈りを繰り返しました。

感情は螺旋のようにぐるぐる回っているのです。

でも、、、スピリチュアルを学ぶと、人生が楽になる、って言われますよね? 
なんか辛そうなんだけど。

 

はい。結果的には楽になると思います。

だけど、その過程において、感情の葛藤を繰り返します。それを何度も見つめる。50年も持っている感情を手放すのですから当然のことです。

そのうち、だんだんとその感情が薄まって軽くなっていきます。

 

繰り返す覚悟は必要。

そして、そのプロセスを最短で進んでいけるのが、巡礼トレイル。本を読むだけでなく、you tubeを聴くだけではなく、

自然に触れ、身体を動かし、自分のエネルギーを強力に動かして行く旅なのです。

 

nocco
それが「巡礼トレイル」という祈りの旅の方法なんですね。

白髭神社 巡礼

道開きの神・猿田彦神

自分の感情はひとまず置いておいて、本題の白髭神社レポートに戻りましょう(笑)。

白髭神社には、猿田彦神がご祭神として祀られています。

古事記や日本書紀よりも古い「ホツマツタヱ」にも猿田彦神は登場します。

道開きの神様です。道案内、導きの神。

誰にでも扉を開いて待っていてくれるような懐の広いお人柄です。

優しさとウェルカム全開。

白い髭を蓄えた老人のお姿で、それが神社の名前の由来にもなっているとのこと。

nocco
なんと、2000年前から存在する古い神社だそう。琵琶湖の奥深さを感じますね。

宇宙との交信場所?「磐座(いわくら)」

本殿の後ろの山には、いくつかの祠(ほこら)、そして大きな磐座(いわくら)があります。

山に足を踏み入れるだけでエネルギーが全く異なる空間だということを感じます。

磐座はかつて宇宙との交信に使った中心的基地だったことを想像させる、圧倒的な存在感です。

ここから宇宙人が行ったり来たりしていたんだな、とリアルに感じるくらいの異空間です。

 

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山の中にこんな祠(ほこら)が何箇所も点在しています。

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宇宙人がここを発着点にして活動していたと思うと、なんだか想像が膨らみますね。

 

白髭神社に行って、湖の上の鳥居を写真に収めて終わりというのは正直もったいない。

白髭神社の本当の姿は、この山にある数々の祠と磐座です。ぜひその強いエネルギーを体感してみてください。

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ちなみに山は10分ほどで登れます。トレッキング用の重装備でなくても大丈夫です!

 

琵琶湖の朝日

さて、この白髭神社で最高のタイミングは、日の出の瞬間。

メンターと私は、真夜中に京都を車で出発、暗いうちに白髭神社に着き、日の出を待ちました。

白髭神社は有名な撮影ポイントなので、カメラマンも多く待機しています。

ほどよい緊張感。

そこに居る全員が待つ一瞬の時。

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静かにゆっくりとゆっくりと朝日が現れました。

あまりの美しさにその場に息を飲み、立ちすくんでその変化を追いました。

nocco
湖の中に吸い込まれそう!

 

静寂の中に、静かな小さな波の音だけが響きます。

朝日は時間を追うごとに、刻々とその色や輝きを変えていきました。

心の底から感謝が溢れました。

朝の白髭神社 祈り

その後、本殿で祈り磐座の前で瞑想。

祠の前で、準備したコミットメントをメンターと行い、祈りました。

心の中で留まっていた何かがすーっと何かが消えていくよう。

 

この清らかな空気の中でのコミットメント。

この晴天と輝く太陽。心地よい風。

見守られている安心感。

すべてが重なりあい、豊かな気持ちで満たされました。

まさに、マインドフルネス。

 

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朝日を浴びて湖畔を歩く。

 

パワースポットへ行く前のアドバイス

白髭神社には観光バスも沢山来ていました。白髭神社は有名な観光地になっていて、大勢の人が訪れます。

美しい写真を撮りたい、幸せになりたいと思って訪れるのは、私も同じ気持ちです。

でも、パワースポットに行く前に、ひとつだけアドバイス。

パワースポットに行く前に
自分のコミットメントを考えてみましょう!
自分はどんなことを祈りたいのか
自分が持っているどんな感情を手放したいのか

 

これを決めてから行くるのと行かないのとでは、結果が全然違います。

パワースポットは古代から意味があってそう呼ばれ、エネルギーの波動がとても高くなっている場所です。

しっかりとした気持ちで行かないと、自分の軸を揺さぶられてしまいます。

自分の考えをしっかり持ってから行く。

白髭神社の猿田彦の神様は、皆さんを優しく出迎え、導いてくれるに違いありません。

 

【私的旅情報】

近江高島は時間を忘れるほど、穏やかでほっとする場所です。

白髭神社からすぐに足を延ばせるおすすめの場所をいくつかご紹介します。

 

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ストレスのない暮らしって、こういうことなんだな、と気づく瞬間。

 

乙女ヶ池

白髭神社から車で5分。徒歩でも行けます。

乙女ヶ池があります。琵琶湖の内湖ですが、昔はお城の外堀として使われていたそうです。

かつて戦場となった争い事が絶えなかった土地に思いを巡らし、自分の感情を整える。

 

なんか見たことがあるかも、という方は、テレビドラマ好きな人。

NHK 朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』で主人公が結婚の約束をする時に走っているシーンはここで撮影されたそうです。

木の橋を渡り、池を一周散策することもできるので、のんびり近江高島を散策したい時はおすすめです。

 

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乙女が池の太鼓橋。釣りをする人以外はほとんど誰もいません。

 

福井市之進商店

近江高島は水の品質の良さから、日本酒も有名。

私はお酒は飲みませんが、旅先で神棚にお供えするために、その土地のお酒を購入することがあります。

沢山種類がありすぎて迷いました。

 

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旅先で、お供え用お酒選び。シックな店構えですね。

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「萩の露」が有名。このように、旅の後、神棚に供えます。

中江藤樹記念館藤樹書院

近江高島・安曇川(あどがわ)は、江戸時代の陽明学者、中江藤樹ゆかりの地でもあります。

「生まれながらに持つ美しい心(良知)を磨きましょう」と説いた中江藤樹の教えを、街全体が大切に守っている感じがしました。

また、記念館では、ホツマツタヱが大切に守られています。

 

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中で水も汲めます。清らかな美味しいお水でした。

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ホツマツタヱ(コピーです)。古代の日本の歴史が記されている。写真撮影には許可をいただいています。

 

水尾神社・田中神社・日吉神社

近江高島は、神社がとても多いです。

そして、どこも清らかな水が流れています。水が豊富なのですね。

水尾神社は、「みおじんじゃ」と読みます。この周辺を昔は、「水尾(みお MIO)」と呼んでいたそうです。

 

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水がいたるところに流れ、清らかな空気で溢れています。

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田中神社から近江高島の街を臨む。

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日吉神社。京都の神社のように、混んでいることはまずありません。本当に静か。

 

今津

少し足を伸ばして今津に泊まりました。近江高島から今津までは車で15分ほど。

翌日の朝、琵琶湖から出る朝日を見ました。

前日の白髭神社とはまた違う、竹生島(ちくぶじま)の横から出る美しい朝日。

そして、朝日に生える彼岸花(行った時期が9月でした)は圧巻です。

 

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今津から見た朝日。遠くに見える小さい島が、神々が宿る竹生島です。

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今津桂浜公園。群生する彼岸花。

 

いかがでしたでしょうか。

猿田彦の神様に守られながら、皆様も良い旅ができますように。参考になれば幸いです。

 

nocco
今日も読んでくださって、ありがとうございました!

 

ホツマツタヱについて書かれている、おすすめの本2冊。

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