世の中には、美容のためにおすすめの食べ物、セルフマッサージの方法、自宅でできるエクササイズ、など沢山の情報が溢れています。
でも、せっかく買った高額な化粧品、美容器具も、もしかしたら皆さんの家で悲しく眠っているかもしれませんね。
私もあります。「面倒で続かない」からです。(笑)
そのたびに「私って何をやってもダメだわ」と思い、自己否定に走ります。さらにあきらめモードに変わっていきます。
それでも、私が続いているたった3つの習慣をここでご紹介します。
絶対に挫折しない、超簡単ルーティーンです。
簡単ビューティメソッド
この3つ。酸化しない、老化しない、錆びないボディをつくるための3つの方法。
- 冷え対策
- ビタミンC摂取
- ビタミンD摂取
1. 冷え対策
テレワークなどで座っている時間が長いと、身体の循環が滞ります。気づくと半日座ったままだった、ということもあると思います。すると血液は末端までうまく流れていきません。
さらに冷房の中の薄着、肌の露出。夏の冷たい食べ物のの摂取。
冷えは加速する一方です。
私のやっていることは普通のことでしかありませんが、実は毎日実践するのは案外難しい。
- 毎晩、必ずお風呂に浸かる、シャワーのみはNG
- 極力、薄着しない(特に生足注意)
- 湯たんぽ常備
- 身体を冷やす食べ物を控える(夏野菜は体を冷やします)
- スパイス多用(シナモン、ジンジャー)、お茶やサラダに
きっと皆さんが当たり前にやっていることと同じだと思います。
私は、そもそもお風呂に入ることがあまり好きではなかったので、バスソルトなどを使いながら、気分よく入る工夫をしています。
こちらは最近使ったのは、「御沐浴塩(ごもくよくしお)」というバスソルトです。ご縁があり、セラピーミュージックルームDiva さんから購入したもの。
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このバスソルトには伊邪那岐命の神様や沢山の神様が関わって、 セラピーミュージックルームDivaの佐藤れいなさんが作ってくださったという壮大で素晴らしいストーリーがあります。
見守られ導かれてこのソルトを受け取ることができ、「禊(みそぎ)」をすることができました。
その感動の体験話は別途アップしました。
また、私はパリジェンヌの膝下のツヤのある素足に憧れて、挑戦した時がありました。でも冷えて体調を崩しました(笑)。
残念ながら、フランス人と日本人とでは、体質も体感温度も全く違うのでしょうね。
それでも足が冷えた時は、家に着いたらすぐに靴下着用を心がけています。
さらに冷え対策には、湯たんぽが断然お勧めです。私はドイツ製のファシーというものを愛用しています。
冷房の中でも重宝するので、海外に行く時も必ず持っていきます。慣れないベッドやリネンでも、これがあるだけで安心します。
2. ビタミンC摂取
さらに、岩塩や海塩などを入れてもよいみたい。すばらしい浄化作用です。
特に感染が気になった頃は、このレモンウォーターの他に、ビタミンC粉末を1日3グラム、水に溶かして飲んでいました。(でも酸っぱすぎて飲むのは少し大変です。)
グリーンスムージーなども飲みます。
凝った材料にすると長く続かないので、私はすぐに手に入る食材しか使いません。
グリーンスムージー
- 小松菜(またはほうれん草、春菊)
- バナナ
- オレンジ
- リンゴ
- パイナップル(あれば)
色も身体の底から目覚めるようなグリーンです。
これを1000mL弱、昼までにゆっくりと時間をかけて飲みます。
パイナップルは、身体を冷やすのでは?と思っていましたが、スムージーに少量入れて飲むことによって、それは緩和され、さらに強力な浄化作用を発揮します。
3. ビタミンD摂取
これ、本当に効果絶大です。
春から夏にかけてこの日光浴を心がけると、冬の時期の冷えが少し緩和されるように思います。
太陽の力を借りるということですね。
さらによいことに、太陽は費用がかかりません(笑)。
はい。一説ではその通りです。間違っていないと思います。
私は長年美容業界に籍を置いているので、これまで日光を極力避ける生活をしていました。「紫外線=悪」と刷り込まれていました。
少しでも日焼けをしたら上司に怒られてしまうので、神経質になるほど気をつかっていました。
ところが最近、神社巡りなどをしていると、外にいる時間は長くなり、紫外線を浴びる時間は当然増えます。
日焼けに注意はしていましたが、頻繁に鏡を見て塗り変えることもできず、その結果、白肌は健康的な肌(=日焼け肌)に変わってしまいました。そんな状況で、この1、2年は、
といった事態が多発。。。愕然としました。
けれども、太陽を全身に浴びるようになって、透明感のある白肌ではなくなった反面、体調はぐんとよくなり、周りからすごく健康そう、と言われることも増えました。これには驚きでした。
太陽を避けていた頃は、心も閉ざして周りを気にしてばかり、自由な言葉も発することができなかった自分にも気づきました。
確かに美白は大事。セラピストの立場から、否定はしませんが、白肌にさえなれば心の安定や幸せは訪れるのか、それはその人の考え方、心のあり方しだいだと思い始めました。
って感じかな。
恐るべし太陽の存在。心と身体を大きく前向きにさせるパワーを持っています。
「敵」として憎む必要はなし。私は断然太陽と共存していく道を選びます。
日傘などをやめて、太陽の降り注ぐ場所を1日20分程度歩くだけで、必要量はカバーできます。
休日だったら自宅のベランダや屋上に出て、太陽に浴びるだけでも効果はあります。
本当にビタミンDが必要な時はサプリメントも大切ですが、今までの「太陽」の概念、思い込みを上手に取り除くと、急に心が大らかで多少のことは気にしなくなり、体調は軽くなると思います。
フランス人から学ぶこと
そういえば、フランス人の友人たちは、美容に携わっているにもかかわらず、夏は思い切り太陽を浴びて、ブロンズ肌を作っています。はっきり言って、私と同年代でも毎年かなりの日焼けレベルです。
太陽が降り注ぐテラスで食事をする時も、「ノッコ、日本人は太陽が嫌いなのよね、席代わってあげるわ。」といって喜んで日陰の席を譲ってくれたりもしました。
美白の製品を「私たちには縁がないから」と言って、大量に譲られたこともありました。
文化的な違いはあるでしょうが、彼女たちは、多少のソバカスはあっても本当に人生を謳歌している、幸せな感じ。
健康な身体って、そういうことですね。
「木を見て森を見ず」
パリに行くたびに、私は自分のことをこう思います。
顔のひとつのシミに一喜一憂したり、周りの目を気にしすぎる日本人の私。
本当の自分はどうしたいのか? どうしたら心地よく過ごせるのか?
フランス人を見て、走り続けていた自分を振り返り、反省して帰国するけれど、日本に帰ったらまた元通りの生活。40代はこの繰り返しでした。
今、本当に必要なこと
以上、3つのポイントをお伝えしました。
本当に必要なのは、
ゆっくりと自分に向き合い、
自分自身のお手入れをしたり、
自分の価値観を見直す時間を取ること
ではないかと思います。
私たちは忙しすぎて、振り返る時間がなかった。
正しいと思っていた生活は実はストレスがいっぱいだった、自分を犠牲にしてまで働くような仕事の仕方をしていた、など今になって気づくことも多いと思います。
心と身体はリンクしているので、感情が整うと自然と外面に現れてきます。
私は仕事柄、様々な美容法を探し求め、提案し、自分でもやってみましたが、最終的に行き着いた結果は、「外側ばかり見ていても、心が満たされていないと美しくなれない」ということでした。
確かに美しさを手に入れるためにお手入れをすることは大切なことです。
でも、簡単な美容法を続けて「自分はできた!」と自分を認めてあげることも大切。
その自分の内面を見る心のあり方、そして自分の内側が満たされれば、外見は自然と整ってくるのではないかと思う今日この頃です。