皆さんもこんな風に感じたこと、1度や2度はあると思います。
今日は、人間は生まれてくる前に魂自身が決めた人生の計画というものがあり、必要な時、絶妙なタイミングでそれが必ず現れてきます、というお話です。
それを「ブループリント」、魂が決めた計画と言います。
この記事の目次
ブループリントとは?
私もスピリチュアル探究を始めるまで、この「ブループリント(青写真)」のこと、全く知りませんでした。
よく先の先の計画などを話す時、「青写真を描いてみる」などど言うことがありますね。
自分の魂が持ってきた人生の設計図、計画書。
何枚にも渡って、
今回生まれてくる意味や役割、
自分が最終的に進んでいく道が描かれている。
どうして今、こんな偶然みたいなことが起こったんだろう、どうして今、この人にここで会ったんだろう、と思ったことはないですか。
何かあらがえない不思議な力で動かされた気がする、決まっていた運命としか思えない、などと考えた時はありませんか。
それがブループリント。
私は、3年前にありました。その体験をお話します。
旧友と突然再会する不思議
スムーズに決まったスケジュール
3年前のある日、20年以上昔から知っている旧友から、Facebookを通じて連絡をもらいました。
直近10年以上音信不通状態。
というくらいお互いの近況を知りませんでした。
その旧友は、当時、ナイトレジャー関連のとても華やかな世界に身を置いていた人で、共通の友人たちを通して、大勢で飲んだり食べたり、夜遊びをしたり、といった仲間の一人でした。
そして、東京から京都に移住している、と。
久しぶりに話さない?という軽い誘いに、それから1ヶ月後、私の大阪の仕事が終わった後、1日休みを取って京都に寄ってみることにしました。
普段は東京と大阪を最速で行ったり来たり。京都に行くなんて全く考えない、時間の余裕さえもない私が、ふと「今回は行ってみよう」と思ったのですから、すでにここから不思議。
そして、再会してビックリ!
痩せて動きは軽快、夜遊び感ゼロ。
聞くとこの10年間に、東京での仕事をすべて手放し、京都へ移住してスピリチュアルの勉強に没頭していたとのこと。
さらに驚いたことに、ある覚醒者の方を通して直接高次元の存在からメッセージを受け取るという体験までしていて、新しい土地で、本当に今までとは全く違う、ピュアなライフスタイルに変わっていたことを知りました。
素直に聞けたスピリチュアルな世界の話
その日は昔の思い出話を楽しく語り合うつもりで行きました。
思い出話はそこそこに、見えない世界、スピリチュアルな話を教えてくれました。
自分がどう感じ、どんな体験をしたのか。
それでもまだ私はインスタ映えの写真する京都の料理を撮ることに夢中(笑)。
でも、最後に旧友は、私に言いました。
「自分を愛すること、自分を大切にすることは、何よりも大事なことだ」
桜は、例年ならすでに散っているであろう4月中旬に、なぜかその年はその日が満開でした。
桜が見える席での京懐石、そして一面に広がる二条城の桜。
その日の夕刻、iphoneに桜の写真を沢山収めて、私は東京に戻りました。
再会は意味があった
と思いながらも、ずっと気になる言葉。東京に帰ってからも頭から離れませんでした。
ブループリントを紐解き始める
10日ほどたったある日、旧友から電話があり、こう告げました。
ちょっと転んだだけなのに。
(私は3年前に飲み過ぎが原因で骨折・手術を経験しています。)
写真を見せてもらったら、右の足首、ギプスの形も私と全く一緒でした。
その時、骨折した当人は、あることに気づきました。
それはその時から3年前、高次元の存在から覚醒者を通じて受け取ったアクセスメッセージ。
こんな内容だったそうです。
高次元からのアクセスメッセージ
結び、結びつける。
桜を意識。
桜を一心に取り組む。
センターを意識して過ごすように。
安定するために。
▶︎アクセス:場所や時間を問わず、高次元の存在が、覚醒者を通して、伝えたいことを伝えたい人にダイレクトに下ろすメッセージのこと。
▶︎チャネリング:私たちが高次元にこちらから繋がって聞きたいことを質問すること。
桜を意識すること、そこに「結び」が待っていた。
その「結び」とは、この再会のこと。
魂が「今」のタイミングで計画していたこと。
疑っていた私たちを確信させたものは、全く同じ部位の骨折。これが決め手。
ブループリント、計画されたストーリー
それでも私はすぐにはよく分からなかったけれど、こういうことでした。
20年前に夜遊びして知り合ったたことも、お互いに顔を知っておくための準備だった。
20年前にパートナーシップを組まなかったのは、お互いに霊的に全く成熟していなかったから。
実際にメンターは「あなたは7年間は勉強するでしょう」というアクセスも受け取っていた。
旧友は私よりも先に、勉強しなければならなかった。
相手を引っ張り上げる必要があったから。
京都での桜の日の再会はブループリント、つまりそれぞれの魂の計画していた出来事だったのです。
生まれる前から、この時期にお互いが出会うということは、すでにそれぞれの魂が決めていた。
だから、導かれるように京都に立ち寄った。
忙しい忙しいと言って走り回っていた私が、スムーズにスケジュール調整ができて京都に行けた。
さらに、今まで受け付けられなかったような話を抵抗なく聞いた。
すべて受け入れる準備が整った。
全部、魂の計画のうちでした。
二人の探究が始まる
そんな流れで、旧友は私のメンターとなり、二人で探究を始めることになりました。
魂の片割れという意味を実感できるかのように、すべてが自然に進んでいいきました。
「見えないものは一切信じません!」と豪語していた私の生活は変われば変わるもの。
家で、瞑想、神棚を置いて祈る。
波動の上がる食べ物を食べる。
テレビを手放す。
生活は一変しました。
周りから「別世界に行っちゃった」と言われ、距離を置かれているのにも気づきました。
でも私の中ではようやく本当の居場所、本当の自分を見つけられたような気がして快適でした。
それは今も変わりません。
これまでがあるからこそ、今がある
実はこの出来事が起こる前も、私はいつもこんなことを感じて悩んでいました。
私はどうなるの?
今やっていることって意味があるのかな?
皆さんもこういう思い、あると思います。
でも、やってきたことでひとつも無駄なことなんてないのです。
全部、魂の計画に繋がるための準備。
私の場合はこんな風に感じました。
40代までの仕事での悪戦苦闘や、満たされない感情、人間関係のトラブル。
それはすべて50代になってこの世界に入るまでの経験、計画のうちだったんだ、と。
光は暗闇があってこそ輝くもの。
その光を美しく見るために、今まで長い間闇の中を歩いていたんだな、と。
そう考えたら「若い頃を無駄に過ごしてしまったなあ」とは一切思わなくなりました。
誰にでもブループリントは用意されている
ブループリントは、一部の人にだけ用意されているものではありません。
人間一人ひとりが持って生まれてきている人生の計画書です。
「よく分からないけど、なんかスムーズに進んじゃったのよね・・」
といった出来事や出会いって、皆さんにもあるんじゃないでしょうか。
それこそが、自分の魂が計画してきた「ブループリント」。
そんな時は疑わず、抵抗せず、迷わず、身を委ねてみるとよいと思います。
偶然なんて何一つないのです。
すべて前もって計画されていることが、映画のように現れているだけなのです。
そう考えると、ただ抵抗せず、ただ身を委ねるだけでいい。人生は生きやすくなりますよね。
50代の人たちはもう十分頑張りました。
自分を否定しない、頑張りすぎない生き方、これが私が52歳で学んだことでした。